続・スピードマスターの話

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
クーラーの温度は26℃設定のロレ山です。

前回オメガ・スピードマスターのお話をさせていただきましたが、定時退社した結果、まだまだ紹介しきれていなかったので、今回もスピードマスターの話をば…

スピードマスターの話

本当にすごいスピードマスター

前回、スピードマスターは宇宙に…！とかNASAに認められた！って話をしたと思うのですが、人類史上、「ムーンウォッチ」と呼べるのはスピードマスターだけ！

というのも、1969年のアポロ11号以降、人類は6回月面に降り立っています。
その全てのミッションに携行されているのは腕時計として唯一のNASA公式装備品であるスピードマスターのみ！
まさに唯一無二の「ムーンウォッチ」ロマンしかない。

何がすごいって流行り廃りに左右されることなく、初代のスピードマスターのデザインを受け継いできていること。

シンプルなブラックのダイヤルに、タキメーター。
これは初代から完成されたデザインであることの裏付けにもなっています。
基本スタイルを変えることなく現代まで愛され続けているというのはとてもスゴくないですか！？

実は宇宙に行ったスピードマスター。これ別に宇宙用として特別に作られたワケじゃないんですよね。

宇宙服の上から着用するからベルトをNASAの宇宙服仕様に交換した以外は市販品と全く同じモノがそのまま宇宙空間で活躍した、というから驚きです！

ポテンシャルすごくない…？
大体有名人がつけてるのって、○○モデル、みたいになるけど、スピードマスターは違う。
市販品がNASA公式モデル。話のわかるヤツだ。

前回の記事でも紹介しましたが、今では当たり前に搭載されているタキメーターを世界で初めて搭載したのはスピードマスターなんです！

タキメーターについてもう1回説明しておきます。タキメーターとはクロノグラフの計時機能と組み合わせ、時速などを計測できるメーターのこと。
ベゼル上のタキメーターはレーサーなどの速度に命を懸けている人たちにとって有用性が高かったのは言うまでもないですね！

さて十分にスピードマスターの凄さや歴史を知っていただいたところで「なんでここまでスピードマスターは人気なのか？」について考察していこうと思います！

散々言いましたがやはりこれでしょう！
NASAの耐久試験をクリアした唯一の時計。今もなお、NASAの公式装備品として活躍し続けています！

ジャケットスタイルのフォーマルなシーンから、Tシャツ・ジーパンスタイルのカジュアルなシーンのどちらでも着けこなせるデザインで幅広い年齢層に愛される理由の1つではないかと考えられます。

スピードマスターにはムーンウォッチで有名なプロフェッショナル、スポーティーなレーシング、ちょっとちっちゃいケースサイズのスピードマスター38など様々なバリエーションがあります。

また、スピードマスターのブレスは基本金属製ですが、レーシング仕様のパンチング仕上げのストラップやレザーストラップもラインナップ。組み合わせで自分だけの時計を演出できるのも魅力の１つではないでしょうか？

言わずと知れたスーパースター木村拓哉さん！今まで、ドラマなどの撮影で着用したアイテムが話題になっていました。

腕時計も例外なく話題になりましたが、その中でも特に有名なのが「ロレックス・エクスプローラーⅠ」そうです。ロレ山が1番ほしいヤツです。
あ、スピードマスターの話でしたね…

もちろん木村拓哉さんはドラマでスピードマスターを着用していたことが…あります！
その時のドラマは、2004年に放映された「エンジン」です。

その時に着用していたのがスピードマスターデイト 3513.50です。

このモデルは放送前の中古販売価格は約8万円でしたが、放送後は約13万円になったというから驚き！さすが木村拓哉さんといったところでしょうか。

他にもSMAP×SMAPでスピードマスタープロフェッショナル3570.50を付けていたり、

ドラマ「HERO」ではオメガ創立125周年記念モデル、スピードマスター125 378.0801を着けていたり…

キムタクはスピードマスター大好きなんじゃないかと思っています。
そのキムタク効果もあって購入した人が、スピードマスターの魅力に憑りつかれてオメガの沼にハマったのでは…？

推しが使ってたら使いたくなりますもんね！

2回にわたってオメガ・スピードマスターのご紹介をしてきましたが、スピードマスターは本当に人類史に残る偉業を支えた輝かしい歴史がある時計です！

発売当初から変わらぬデザインで実用性、耐久性共に高いスピードマスターはこれからも永遠に時計好きたちを虜にし続けると思います。

いや、ほんとにかっこいいんですよ…