なかなか芽が出なかったエクスプローラーⅡ
こんにちは!
ブランド時計研究員のタナベです。
今回はエクスプローラーⅡについてお話しさせていただきます!
スポーツロレックスのなかでも、使用用途が極端に限定されたモデルとして登場したのがエクスプローラーⅡです。
発売当時は、洞窟学者・洞窟探検家に対して作られたモデルですが、つねに究極を目指すロレックス社が持てる技術力を最大限に投下して製作されていました。
特徴として、洞窟という暗闇を探検する際に命綱ともなるべき昼夜の判別を買おうとするGMT針と24時間ベゼルと、強固な岩からリューズを守るリューズガードが搭載されていました。
当然、高い防水性能と高精度さも、ロレックス製スポーツモデルに準した品質を満たしています。
しかし、またりの特殊用途向けモデルとしての誕生だったため、一般ユーザーには受け入れられることなく2ndラインへ移行していきました。
2ndラインも一般ユーザーから支持を得ないまま3rdラインへ‥
現行モデルでは短針を独立して1時間単位で可動させたりして、着実に進化を果たしています。
こうした目に見えない高機能さで近年、一般ユーザーにも浸透し始めてきています。
同時に歴代モデルに対する評価も高まり、現在は現行とアンティークの両面でエクスプローラーⅡの人気は上昇しています。
いかがでしたか?
コアな層に焦点を当てた結果、なかなか日の目を見なかったエクスプローラーⅡですが、現在はアンティーク・現行の両面において人気な商品になっています。
ぜひ、店頭で手に取ってみてくださいね~!