ロレックスデイトナ116519LNについて
こんにちは!
ブランド時計研究員のタナベです!
今回はロレックスデイトナ116519LNについてお話しさせていただきます!
116519LNは、2017年のバーゼルワールドでリリースされました。
デイトナのゴールド素材のモデルであり、スポーツロレックスの上位モデルにあたります。
ムーブメントは、2000年に登場したCal.4130を搭載しており、このCal.4130はロレックスの技術を結集した完全自社生産クロノグラフムーブメントです。
なお、2007年からは耐磁性と耐久性に優れた独自開発のブルーパラクロムヒゲゼンマイを搭載したことで、より機能性にアップデートが図られました。
ベゼルには、現行デイトナ116500LN(2016年発表)で初めて採用されたセラクロムが116519LNにも採用されています。
セラクロムベゼルは116500LNの人気の大きな要因とも言われており、ロレックスが独自に開発し特許取得した素材です。
ちなみに、ダイヤルのバリエーションは三種類あります。
スチール&ブラック、ブラック+8Pダイヤ、シェル+8Pダイヤの3つですね。
このなかでもスチール&ブラックダイヤルは、アンティーク時代の手巻きデイトナを彷彿とさせるとして特に人気を集めています。
116519LNの特筆するべきポイントは、ホワイトゴールドケースとセラクロムベゼル、オイスターフレックスの3つの組み合わせでしょうか?
ホワイトゴールドのケースに黒色のセラクロムベゼルとオイスターフレックスブレスレットが映えるデザインで登場時から注目を集めていました。
116500LNのデイトナを皮切りに、セラクロムベゼル搭載の時計の人気はますます高まっています。
近年素材自体の相場もまた上昇している金無垢素材と、セラクロムベゼルのコンビネーションは人気の高さだけでなく、時計の顔としてのかっこよさを引き上げていますね。
加えてロレックスが特許を取得したオイスターフレックスブレスレットにより、ラグジュアリーさとスポーティさが融合した新たなデザインとなっています。