GMT機能、使ったことある?
どうも、世界を股に掛ける(予定)ロレ山です。
いつだったか忘れましたが、サッカー選手のケイスケ・ホンダが両手に時計をしてたのを見た記憶があります。
これは片手は日本時間、もう片方は今いる国の時間を表示している、って話を聞いたんですけど、日本代表の同僚の証言によると、二つとも同じ時間を表示しており、しかもちゃんと時間があってなかったそうです。
なんなんだよ!
他にも「体のバランスが崩れる」とか「片手にしかつけちゃいけないって誰が決めたん?」とかいかにもホンダ選手っぽい情報が出てきました。
仲のいい友人には「憧れているマラドーナの真似」って言ってるみたい。
結局どれが本当かはわかりませんが、皆さんはケイスケ・ホンダ気分を味わえる時計の機能をご存じでしょうか?
それは…
GMT機能
恐らく大多数の人がGMTって聞くと腕時計の機能っていうよりはロレックスのGMTマスターが思い浮かぶ…ハズ。
と、まあこんな風に名前は知っているけれど、実際の使い方だったり、機能だったり、GMTについてあまり知らない方も多いと思うので、今回はGMTについて深堀りしていこうと思います!わんわん!
GMTとは?
GMTは「Greenwich Mean Time(グリニッジ・ミーン・タイム)」の略称。
日本語訳で「世界標準時」のこと。
イギリス・ロンドン郊外にあるグリニッジ天文台を子午線とし、国際的な基準時刻として採用されています。
腕時計に機能として付加されるGMTは主に第二時間帯もしくは第三時間帯の時刻を文字盤上で表示させるもの。
ベゼルもしくは文字盤にある24時間目盛りをGMT針が指すことで他の国の時刻を指す機能。
「GMT時計」と呼ばれる大体の機械式時計は短針、長針、秒針に加えて24時間針が搭載されている。
しかし、昨今の技術革新、デザインの進化により文字盤内に第二時間帯、第三時間帯を設けるモデル、ひと目でその都市名の時刻が分かる「ワールドタイム機能」と呼ばれるものも存在してたりする。
使い方
つまり、GMT機能っていうのは2カ国、ないしは3カ国の時刻を同時に表示する機能ってコト。
海外旅行によく良く人とか、世界を股に掛ける人とかは重宝するであろうこの機能。
多分使い方を知らない人も多いので、ざっくり説明しておきます。
①まずは予め時針と24時間針を同期させておく。りゅうずを2段引きして分針を回し、連動するGMT針を24時の位置とする。りゅうずを1段引きにして、時針も0時に合わせる(これで両方が同じ時間となります)。
②りゅうずを2段引いた状態で分針を回し、現在の日本時刻に合わせる。
③時差の分だけ回転ベゼルを動かす。例えばアメリカであれば日本と14時間時差があるため、左にベゼルを14時間回す。24時間針が指し示した数字が第二時間帯の数字になる。
とまあこんな感じ。分かりにくいですね。
大丈夫、私も最初は全然わかってなかったから…
まとめ
これ以上文章でうまく伝えられる技術がないので今回はここまで!
操作方法は慣れてしまえば難しくはないと思います。
この「GMT機能」ですが、機械式腕時計の醍醐味の1つじゃないかな?と思っています。
初めて機械式腕時計を…と考えている人はGMTウォッチも選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
機能的でデザイン性も高い。そしてメンテナンス費用も意外と高くない…
GMTウォッチは最初の機能付き腕時計には最適解かもしれませんね!
他にもGMT機能の便利な使い方があるんですが、それはまたの機会にご紹介しようと思います。
それでは!よい腕時計ライフを!