知る人ぞ知る?ロレックス日本限定モデルがあった!
数ある時計ブランドの中でも知名度が高く、圧倒的人気を誇るロレックス。
身につける資産としても有名で、近年ではますます買取相場が上昇し、高騰が続いています。世界中に需要がある高級腕時計の一つといえるでしょう。
そんなロレックスには、日本市場をターゲットとした限定モデルが存在します。
限られた生産数のため、ご存じない方もいるのではないでしょうか。
今回は、知る人ぞ知るロレックスの日本限定モデルについてご紹介します。
ロレックス ターノグラフ 116263
ターノグラフは2004年に登場したものの、2013年には製造終了したシリーズです。10年弱しか販売されておらず、流通している数が少ないことで知られています。デイトジャストの派生モデルといわれていますが、ややスポーティーな印象を備えているのが特徴です。例えば、ターノグラフはデイトジャストと同様にフルーテッドベゼルを備えていますが、回転ベゼルである点が異なります。赤色の秒針を採用していることも大きな特徴の一つです。ダイヤルの「TURN-O-GRAPH」のロゴや、日付表示も赤色です。
日本限定販売のターノグラフである116263は、2011年に合計600本製造されたといわれています。ホワイトの文字盤とブラックの文字盤の2種類があり、それぞれ300本ずつ販売されました。
通常モデルとの大きな違いが、秒針や日付、ロゴのカラーが緑色であることです。赤色をアクセントに加えた通常モデルとは、かなり印象が異なります。
ブレスレットはオイスターブレスレットで、イエローゴールドとステンレスのコンビ素材が採用されています。通常モデルはオイスターブレスレットとジュビリーブレスレットが選べますが、日本限定品はオイスターブレスのみです。
2011年当時は、およそ96万円で販売されました。
ロレックス オイスターパーペチュアル 116000
オイスターパーペチュアルは、ロレックスのなかでも古くからつくられているシリーズの一つです。日付表示のないノンデイトの時計でシンプルな見た目ですが、文字盤のカラーやサイズなどは豊富です。
オイスターパーペチュアル116000は世界各国で販売されましたが、そのうち、特定のデザインのみが日本限定で流通しました。文字盤はブラックで、インデックスのうち3と6と9がアラビア数字となっていることが特徴です。加えて、ホワイトの夜光塗料が塗られています。ケースサイズは36mmで、ステンレスのオイスターブレスレットが採用されています。
日本限定デザインは、2008年の約1年間のみ流通しました。外観は、ロレックスのなかでも人気の高いエクスプローラーⅠにも似ています。当時の販売価格は約56万円でした。
ロレックス エクスプローラーⅡ 216570 読売ジャイアンツ優勝記念モデル
2012年、プロ野球チームである読売ジャイアンツが5冠を達成しました。記念としてつくられたのが、ロレックス エクスプローラーⅡ 216570 読売ジャイアンツ優勝記念モデルです。原辰徳監督の背番号が88であることから、88本のみが製造されました。非常に数が少ないため、入手するのはかなり難しいでしょう。
エクスプローラーⅡ 216570は、秒針やベゼルのメモリなどに、読売ジャイアンツカラーのオレンジ色があしらわれています。文字盤に「GIANTS」「JAPAN CHAMPIONS 2012」などの文字がある点も、通常モデルとは大きく異なります。中古品としての流通はほとんど見られません。もし目にする機会があれば、じっくりと堪能しておきましょう。
ロレックスの日本限定モデルは希少価値が高い!
ロレックスはスイスのブランドですが、日本限定で流通するモデルがいくつか登場しています。限定品は数が少なく、希少価値が高いため、高値で買取されることも少なくありません。貴重なロレックスを見つけたら、ぜひその魅力を味わっておきましょう。