GMTマスターと悪魔の住む空間
みなさん、こんにちは!
ブランド時計研究所の研究員のタナベです。
当店では、ありがたいことに全国からロレックスの査定・お買取りをさせていただいています!
エリア本部に指定されている当店は、他店には負けない査定結果をお出しすることができます!
おたからや横代北店に就職して早4か月‥
「ロレックス初心者タナベ」を脱出し、今回より、私が今まで培ってきた「ロレックスの豆知識」をご紹介していきたいと思います!
今回はパイロット用ウォッチでおなじみの「GMTマスターⅡの逸話」についてお話させていただきます!
みなさん、初めて音速を超えた男「チャック・イェガー」を知っていますか?
悪魔の住む空間とさえ恐れられていた音速の世界。
航空機に激しい振動と圧力がかかるため、航空機技術が向上した第二次世界大戦直後でさえ、人類にとって音速は未知の地でした。
音速に挑戦することは、自殺行為に等しいものとされていました。
戦後から2年が経過した1947年10月、米軍のテストパイロットだったチェック・イェガーが、音速という未知の世界に挑もうとしていました。
彼を載せた航空機ベルⅩー1号は、B-29に格納されて、高度6000メートルまで上昇します。
そこから、空中に解き放たれ、高度を12000メートルまで一気に上昇させます。
自然落下を始めた数秒後、チャック・イェガーは人類初めて音速を体験した偉人となりました。
そして、この世紀の航空ショーのスポンサーがロレックス社だったのです。
この時、オイスターパーペチュアルは、チャック・イェガーとともに、この偉業の瞬間に立ち会いました。
この世紀の偉業からちょうど半世紀が過ぎた1997年、ふたたび彼は音速の世界に挑む機会に恵まれます。
そしてこの時、チャック・イェガーはロレックス社のGMTマスターⅡを着用してコックぴっどに乗り込みました。
50年の時を経て、チャックとロレックスによるタンデム飛行が再び実現したのです!
いかがでしたか?
ただただかっこいいロレックスのGMTシリーズかもしれませんが、ちゃんと一つ一つに機能があり、伝説があるんですね!( ..)φメモメモ