みなさん、こんにちは！
ブランド時計研究所の研究員のタナベです。
今回はチュードルとロレックスの関係についてお話させていただきます！

チュードルって何？

みなさん「チューダー」という時計のブランドを、ご存知ですか？
2018年までは「チュードル」と呼ばれていましたが、現在は名前を変更して「チューダー」という名称で親しまれています。

1905年に、ロレックスの前身会社を立ち上げた創業者ハンス・ウイルスドルフ氏は「この技術力と信頼性を使った普及価格帯のブランドを新たに興したい」と考え、1926年、ジュネーブにて「チュードル」を創立しました。

実用的な腕時計のパイオニアであるロレックスのファミリーブランドであるため、チュードルには創立当初から開発や製造のノウハウが備わっていました。

さらに現在は行われていませんが、以前はロレックスとパーツを共用することが多く、サブマリーナーやエクスプローラーⅠにそっくりな、チュードル製の「レンジャー」といったモデルが存在していました。

この時代の両ブランドの異なる点を挙げるとすれば、大きくは搭載ムーブメントの違いでした。
ロレックスはほとんどで高品質な自社製を使っていましたが、チュードルは比較的に安価なETA社製を採用することでコストパフォーマンスを高めたのです。

いかがでしたか？
このように少しずつではありますが、ロレックスについて色々なお話ができたらいいなと思います(*^▽^*)！
今後ともよろしくお願いいたします！