ロレックスの価値は下がらないって本当?過去の事例と値下がりのタイミングをチェックせよ!
ロレックスは、現行モデルからヴィンテージまで、国際的なオークションにおいて安定して数千万円以上の価格を付けるリファレンスを多数有しています。
その中には、元の値段が20万円ほどの定価で売られていたもの少なくないことは事実であり、この信じられない高騰ぶりはいつまで続くのか疑問なところです。
現在のロレックスが集め続ける強烈な人気は、そう簡単に揺らぐものではないことは理解できますが、実際問題ロレックスの価値は下がることはあるのでしょうか?
この記事では、
・ロレックスの相場が下がった過去の実例
・今後訪れるであろう値下がり時期
についてまとめています。
ロレックスの相場の下落や値下がりのタイミングについて把握し今後の参考にしていきましょう。
過去ロレックスが値下がりした時はいつ?
ロレックスは、資産価値の高い品物のため投資目的で所有する人は少なくありません。それほどロレックスに需要も価値もあるからで、過去このような時計が存在したでしょうか?
しかしながら、ロレックスもはっきりと価値が下がった過去が確かに存在します。
まずは1980~1990年代のアンティークウォッチブームの時です。この頃人気だったのは1940年代以前のバブルバックやプリンスなどです。バブルバックは1931年頃に発売されたオイパぺの通称で、自動巻きのユニットを搭載したため裏蓋に泡のようなふくらみがあったことからバブルバックと呼ばれるようになりました。
プリンスは、かつてはロレックスを代表する高い機能性を持つ時計と言われいたモデルです。時計の精度や安定性を図るビエンヌ天文台精度検定で5000本全て合格という実績があります。見た目は四角いフェイスでクラシカル。現在のロレックスとは全く異なる印象をもった時計です。
話がそれましたが、この時値下がりした理由は、もともと古いモデルなのでメーカーからの部品供給がないため修理が困難さを増していったことや、それに伴い実用できる状態の良い物が市場に出回らなくなり人気が一部のファンのみに限定されるようになったためです。これらの原因から一般市場で価格が高騰する様子は見られなくなったと言われています。
このあと一般的な中古品やアンティークモデルは、2008年に起こったリーマンショックではっきりと値下がりしました。その直前に値上がりしていた特定のモデルは急激に値下がりしたので相当衝撃でした。ちなみにその後2~3年でリーマンショック以前の相場価格を取り戻しています。その後も上がる傾向となっています。通常通りに戻ったということです。
このあたりが過去ロレックスに訪れた代表的な値下がりと言えます。
では、次の項目で値下がりのタイミングについてみていきましょう。
ロレックスの今後訪れるであろう値下がり時期は?
ロレックスの値下がりのタイミングは具体的にいつと予想できるでしょうか?大きな原因として2点が考えられます。前項でご紹介した過去の値下がり事例を踏まえて、考えられる値下がりのタイミングについて順にみていきましょう。
景気と為替の影響
ロレックスの値下がりと、景気や為替は切っても切れない関係性をもっています。それだけロレックスが資産価値があるということに他なりません。
今後リーマンショッククラスの世界情勢を揺るがす事件が起これば、また値段の下落が起こると予想して間違いないでしょう。とはいえ、コロナの影響は事情が複雑すぎますし、実際飛行機の便数が減り流通も少なくなり供給が減ったことから価格は上昇しました。
景気が悪くなるとロレックスの相場が下がる、というような単純な話ではないのです。考えにくい事ではありますが、ロレックスの供給量が一気に上昇し、プラスして為替が円高に傾いたとします。こうなるとロレックスの大幅な値下がりが起こると予想できます。着目するべきなのは需要と供給のバランス、そして為替ということです。
ロレックス社の○○な施策
ロレックス社が自社のブランドを守り、適切に管理してきたからこそ、これまでロレックスは価値ある時計として世に君臨し続けてきたわけです。
このロレックス社の流通バランスを考えた生産量、流通量をもってしても、値下がりつまり価値が下がる可能性というのがあります。
何かというと、現在のロレックスファンの反感を買うような施策が実行されたときです。これは何かというと、例を挙げるならセールなどが挙げられますね。セールを行ってしまうと、もちろん全体的に価値は下がってしまいます。
しかしながら、セールなどが行われるのは、天下のロレックス社が何かしらののっぴきならない事態に陥った時と言えるので、実際現実的ではないです。それほどロレックスの世界的ブランド価値や存在はゆるぎないので、この状況になるのは考えにくいというか考えられないと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
・過去相場が下がったタイミングはアンティークウォッチブームとリーマンショック
・今後訪れるであろう値下がり時期は景気&為替の状況とブランディング次第
上記についてお伝えしてきました。
現行モデルの販売終了や値上げなどの影響も受けやすく、ロレックスの価値も日々変動しています。
今後の動きを注視し、タイミングは逃さないようにしたいものです。
それでも、ロレックスブランドはファッション性や機能性を持ち合わせた大きな価値ある資産であり、突然大暴落が起こるとは考えにくい、唯一無二の存在であることには変わりありませんね。それでは。
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